“ 伽藍堂 Garaando ”

〜 さかうしけいこ が語る東洋医学の世界 〜

2015-11-12から1日間の記事一覧

身体の記憶 その1

記憶の扉は、ふとした瞬間に開かれる。それは、たとえば沈丁花の香りを嗅いだ時。私の祖母は大学生だった私によくハガキをくれた。春になると決まって、沈丁花が芳しいとそこには書かれていた。そのせいか沈丁花の香りを嗅ぐや否や、私の中の祖母がよみがえ…